特発性巨大食道症
発した犬
後天性全身性
症筋無力症
例
う
動物病院
UNO ANIMAL HOSPITAL
宇
健治
KENJI UNO
症
例
動物
犬
種類
プ
性別
年齢
歳
月
体
ｋｇ
毛色
白
室内飼育
主訴
び
初診時一般身体検査所見
月前
頻回
嘔吐
発咳
他院
消化器系薬
内服処方
改善
本院受診
体温
38.5
度
被毛粗剛
削痩
間歇的
性
咳
初診時血液生化学検査所見
WBC /μℓ ALT U/ℓ Eos /μℓ AST U/ℓ Seg /μℓ ALP U/ℓ Lym /μℓ TBil ㎎/㎗
Mon /μℓ BUN ㎎/㎗
RBC × /μℓ Cre ㎎/㎗
HGB ｇ/μℓ Glu ㎎/㎗
HCT ％ CK U/ℓ
PLT × /μℓ Tcho ㎎/㎗
TP ｇ/㎗ Na mmol/ℓ
Alb ｇ/㎗ K mmol/ℓ
Cl mmol/ℓ
X
線検査所見
胸部食道 け バ ウ 停滞
胸部食道 含気 食道拡張
治療
び臨床経過
特発性後天性巨大食道症
初診
吐出 嘔吐 ↓↓ 流涎 発咳 ↓ ↓
誤嚥性肺炎 逆流性食道炎
● キ ン ン チ ン プ ン
●高栄養免疫 犬用 注射器 体を立 た状態 給餌 立 抱 えた 10分間保持
治療
び経過
第75病日
体温38.2℃ 体 2.5kg↓ 削痩 起立 能 振戦 四肢筋肉 萎縮
食道拡張併発 症筋無力症疑う 入院検査治療
足 つ 転ぶこ 多く 次第 起立困難
振戦 筋力 動失調 声 出 い 発声障害
元気食欲 振 起立 能 再来院
ン
ン
塩化エ
ウ
刺激試験
エ ウ 塩化物 ンチ 0.2mg ｋｇ IV
数分後
起立 能 泳 動状態
起立困難
ワ
チ
ン
診断的治療
チ ン チ 硫酸塩 ワ チ ン
0.04mg kg IM
数十分後
血清学的検査
自己抗体
抗核抗体 FA法 40倍未
ANA)
検査項目
検査方法
検査値
正常値
※
人体検査
ﾀｰ
抗 チ ン RIA法 14.0nmol ℓ ＜0.2nmol ℓ以
AC 受容体抗体 抗ヒ ＩｇＧ法 人
＜0.6nmol ℓ以
犬 対照 犬 歳 雌 ＜ 0.2 nmol ℓ
第
60
病日血液生化学検査所見
WBC /μℓ ALT U/ℓ Eos /μℓ 1 AST U/ℓ Seg /μℓ ALP U/ℓ Lym /μℓ TBil ㎎/㎗
Mon /μℓ BUN ㎎/㎗
RBC × /μℓ Cre ㎎/㎗
HGB ｇ/μℓ Glu ㎎/㎗
HCT ％ CK U/ℓ
PLT × /μℓ Tcho ㎎/㎗
TP ｇ/㎗ Na mmol/ℓ
Alb ｇ/㎗ K mmol/ℓ
Cl mmol/ℓ
治療
び経過
第80病日
抗AC受容体抗体 1.1nmol ℓ
甲状腺機能 症を合併した全身性後天性 症筋無力症
● 臭化 チ ン チ ン 3mg ｋｇ bid
プ ン チ プ ン ン 0.5mg kg sid
チ キ ン ウ チ ン 0.02mg kg bid
●立 給餌 高栄養免疫 犬用
第139病日
抗ｺ ｴ ﾃ ｰ 薬 免疫抑制薬
治療
び経過
食道拡張改善 第260病日
抗AC受容体抗体 0.5nmol ℓ
治療
び経過
T4 0.5 μｇ ㎗＜↓
FT4 0.61nｇ ㎗ ↓
第260病日 甲状腺 ン製剤 投
体幹部 脱毛
削痩 皮膚 褥創
甲状腺 ン製剤 チ ン 増
ン ン プ
ュ プ 全身塗布
体幹部 脱毛
治療
び経過
第370病日
発毛 ＋ 発声 ＋ 動作活発 体 ↑
食器を床 置い 食餌可能
治療
び経過
第515病日
寛解状態維持
流動食 内服薬漸減
抗AC受容体抗体 1.6nmol ℓ
T4 2.5 μｇ ㎗ FT4 1.33nｇ ㎗
第576病日
考
察
犬 症筋無力症 限局型 全身型 劇症型
限局型 巨大食道症 主症状
特発性巨大食道症 抗AC受容体抗体陽性 食道拡張 文献
全身性 症筋無力症 巨大食道症併発 文献
今回 症例 初発時 食道拡張 症状 筋肉 萎縮
全身症状 し そ 後全身性 症筋無力症発現
考
察
症筋無力症 食道拡張 抗 ンエ 薬 効果 い
(四肢筋力 比較的効果あ
抗 ンエ 薬 食道拡張消失
症筋無力症 抗ＡＣ受容体抗体陰性例あ 文献
巨大食道症 臨床診断さ た犬 多く 症筋無力症 文献
確定診断し くい特発性巨大食道症 治療
